Monthly Report 2022 February
感染症対策に関わる認証制度は、オミクロン株感染下に於ける
オフライン会議施設選択の差別化ポイントです。

2022/02/01

新型コロナウイルス「オミクロン株」は感染後の重症化率が低いと言われていますが、感染力が一段と強い傾向があると実証されています。
見えない敵には防御の手段をできる限り多く取り入れることが最大の防御と思われます。

グローバルな高級ホテルでは、グローバル・バイオリスク・アドバイサリー・カウンシル(GBAC)による「GBAC STAR™」など感染症対策に関わる認証制度を取得しているところも多くありますが、MICE関連施設(コンベンションセンター、展示場、カンファレンスセンター、ホール、劇場、アリーナ等)では少ないようです。

図:感染症対策に関わる認証制度のロゴマーク例

安心・安全はMICE関連施設では当たり前のサービスですが、その通りのサービスが確保できているのでしょうか?
おざなり的な消毒と検温等だけではありませんか?
本当の安全・安心を考えるならば、感染症対策に関わる認証を取得することも一つの方法と思われますがいかがでしょうか。

コロナ旋風が吹き荒れる中、感染症対策に関わる認証を受けて営業を続けているMICE関連施設もあります。それらのMICE関連施設が国内外で評価され、施設選択での大きな差別化ポイントになると思われます。

※詳しい情報は、下記をご参照ください。
 ・ 国土交通省観光庁 : MICE施設の認定制度に関する調査等業務 - 業務実施報告書(2021年3月)
 ・ グローバルバイオリスク委員会(GBAC)

日本コンファレンスセンター協会(cbn-jp)会長 田中慎吾

1947年東京生まれ。現、日本コンファレンスセンター協会(cbn-jp)4代目会長
FMG-JPN(JV5社のコンベンション施設運営会社)やCBN-JP設立、国際コンファレンスセンター協会理事就任など30年以上に渡り日本の会議文化発展に寄与。1993年、著書「感性ビジネス ザ・コンファレンスセンター」(文真堂より・共著)